紀の國屋廃業にショックを受け、今日は地元和菓子店で買い物を、と張り切ったがあいにくの雨。自転車で行けないとなると今日は厳しい。お菓子も濡れちゃう。
予定変更。行きやすい駅ビルの文明堂へ。夏みかんカステラを買ったら、「東京進出100周年なので記念にお配りしています」とカステラ巻をくれた。
100年前って大正時代⁉しかも創業はもっと前⁉帰宅しておやつに頂きながら、100年前の日本の写真を検索して息子に見せたら驚いていた。私は祖父が大正生まれだし、小学生の時までは曾祖母も存命だった。大正時代はギリギリなんとなくはイメージがつく。曾祖母は毎日和服だった。祖父の実家に遊びに行ったら、昔ながらの土間がある家だったりもして、所謂「昔の生活」をある程度見知っている。でも平成生まれの息子にはまったく予備知識も経験もない。「みんな着物だ!」「写真が古い!(白黒)」と驚いていた。カステラからの学び。
そういえば、私が勤めていた和菓子屋さんも本家は創業から100年以上経っている老舗。一般に、3代以上続いている企業は希少と言われているけど、和菓子業界にはそういうお店が結構あるはず。やはり「買って応援」していきたい。