爬虫類あれこれ

今夏はカナヘビ3匹が我が家の玄関に居候している。

森に遊びに行くたびに数匹ずつ連れ帰ってきて、たまにトレードしたりもして、夏の間は我が家のとかげアパートメントの出入りが激しい。暑い間飼って観察して、秋には森に還す。餌のバッタとりも日課になるし、餌を食べた食べないで一喜一憂したり、卵が生まれてワクワクしたり、脱皮の様子が気味悪いけど面白かったり。

森に通い始めた頃は見るのは良しとするものの触るのは遠慮していた私。最近はすっかり慣れてこどもたちと一緒に捕まえたり世話したり楽しんでいる。トカゲもカナヘビもよく観察すると表情があって個体差もあってなかなかかわいい。餌をあげたり、霧吹きしたりすると反応するから「懐いたのかも!?」なんて勘違いしたりもする。

息子も初めは怖がっていたけど、おっかなびっくり触ってみたら害はないことがわかって段々慣れていった。森ではトカゲやカナヘビを捕まえられる子は賞賛される。友達と競うようにとって虫籠やネコに入れて品評している。自分より小さい子や、初めてきた子によくとれるスポットを教えてあげたりもする。

自然の中のこどもの世界では、爬虫類はかなり価値の高いコミュニケーションツール。

いくつまでこの熱狂が続くのかはわからないけど、一緒に楽しもうと思う。

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結婚記念日

すっっっかり忘れていましたが結婚記念日でした。

夫がケーキとシャンパンを買って帰宅しても「え⁉︎なんのケーキ⁉︎」と思うほどの忘れっぷり。我ながら呆れてしまう。

9年目記念。美味しいケーキとシャンパンで、3人と2匹が揃って祝えてよかった。感謝。

 

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リンパを流す武器

リンパ浮腫に苦しむ夫。朝晩マッサージをしていてもむくみと痛みはなかなか改善しない。

むくみと痛み対策で試している武器をあげてみる。

①着圧スリーブとボクシングのバンデージ。むくみっぱなしにしないで、圧をかけて少しでも流すように

②レンジで温めて繰り返し使えるカイロ。私の肩凝りと頭痛対策で学生時代に母から買ってもらったもの。肩にのせたり首に巻いたりして温められる。肩を温めると少し痛みが和らぐ様子

③お灸のようなマグネット。癌になる前から仕事で肩や背中が凝るのでよく貼っていた。存在を思い出してまた貼ってみている。むくみには効果はないかもしれないけど、凝りには効くみたい

④リファ。美容器具だけど、腕のむくみのマッサージに最適。リンパのマッサージの仕上げに使用。ついでに私の顎、首にもコロコロ。ついでに美しくなる算段

⑤授乳クッション。陣痛のときに抱きかかえて痛みを逃した大事な相棒。息子の赤ちゃんの頃に活躍したクッションがまた役立つなんて。なんとなく家族みんな気に入っていて捨てられなかったもの。細長い枝豆のような形で、丸くもできる優れもの。寝ている間に腕が下がらないように載せている

⑥ヴェレダのラベンダーオイル。マッサージオイルとして使用。不眠対策にもなるといいなと期待して

⑦せんねんきゅう太陽。火を使わないお灸。ようやく届いたから今夜から試す。気軽に使えるお灸で、私の生理痛や頭痛にはテキメン。夫の痛みや肩凝りにも効くといいな

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人脈

最近ママ友が新しい試みを始めた。簡単に言うと「フリーランスに転向」と言う感じ。もともとパワフルな人ではあったけど、ますますもりもり活動している様子。

今日はたまたま、そのママ友が知人同士を顔合わせさせて繋ぐ場面に出くわした。ネットワークビジネスとかではなくて、普通に人脈を広げて何かしよう!ということみたい。

一人は私もよく知る人。もう一人は知らない人。私も輪に入れて紹介されそうになったけど、ちょっとはぐらかして避けてしまった。なんとなく、なんとなーくだけど、初顔合わせの一方の雰囲気が良くない感じがしてしまったので。学校で同じクラスになっても仲良くはしないかなー、というタイプ。

もともと私は息子の習い事のためにその場にたまたま居合わせただけなので、人脈は求めていないし。にっこりしてしれっと離れた。

ママ友の新しい挑戦は、商売一辺倒ではない。私の森の仕事と似た感じでこどもに関わる仕事。なんとなく、今日の人はこどもに関わる仕事の雰囲気ではなかったから、ちょっと異質な感じがしたのかな。

人脈って大事だと思うけど難しいね。私は基本、自分の息子と仲良くなれそうな大人か否かを見ているのかも。信用できるかどうかの今の私なりの判断基準。友達の人脈にケチをつけるつもりはないけど、私は私でよいかな。

 

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慌てず騒がず

森のお仕事で、怪我人の応急処置をした。

別の団体のおじいちゃんがコンクリートの凸凹につまずいて転倒。頭から着地してしまい額に5センチくらいの裂傷。管理範囲外だけど、目の前で起きた事故なので駆けつけて手当てをした。

ビニール手袋して、傷口をふいて怪我人に鏡で見せて、消毒してガーゼで塞いだ。素人目に見ても明らかに「縫う傷」なので病院に行くように言ったけど、恥ずかしいのかおじいちゃんにはなかなか伝わらず。どうするのかなと思ったらその団体の代表の方が救急車要請。頭を打っているし、自分で病院に行くのも危険と判断して有無を言わさず呼んだみたい。お年寄りに若い者が指図しても埒があかないから、同じお仲間の判断でうごいてもらうのがよい。そもそも、私には責任ないし。

幸い救急車はすぐにきて、頭が割れたおじいちゃんは不承不承乗っていった。

私、自分で言うのも変だけどピンチに強いタイプ。普段は理科の教科書の心臓や血管の説明で気持ち悪くなるくらい血が苦手。だけど誰かが怪我をしたらスイッチが切り替わる。冷静になるし、体が動く。怪我だけじゃなく、他のトラブルでも「非常事態」となると頭も体も動くみたい。

大変な仕事とは思うけど、素質としては看護師が向いていたのかも。今更だけど。

ピンチと言えば、夫がストーキングされたこととか、最初の癌判明とか、私たち夫婦も色々あった。義父が癌で亡くなったりもした。今回の再発は最大のピンチとも言える。

慌てず騒がずやることをやる。そんな態度で今のところは過ごせている。私の対応力にも限界はあると思うけど、比較的頑張れる方ではある。頑張りすぎちゃいけないけど、自分の素質を活かしつつ対処したいところ。今日の頭カチ割れおじいちゃんのおかげで、改めて考えたことを備忘録として。

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通院記録

本日夫は久しぶりに東北まで遠征。最初の癌治療でお世話になった病院へ。予後の確認のための年一診察…として予約していたのだけど、今回再発が分かったので予後チェックというよりは今の緩和治療のセカンドオピニオンのための診察という感じ。

腕のリンパ浮腫と胸の腫瘍が痛くてふらふらしながらなので長旅は心配。着いて行こうか?とも言ってみたけどお断りされたので、心配しつつ待つしかない。

夫は、今日行く病院の先生やスタッフさんに全幅の信頼をおいている。緩和治療は夫の場合通院回数が少なく、食事療法は自分で工夫して実践しているので孤独な戦い。今回ちょっと無理してでも福島まで行くのは、孤独を癒してまた頑張るために奮起するいい機械なのかもしれない。家族としてもちろん励ましたり応援したりしてはいるけど、それだけでは足りない。もしかしたら厳しい見通しの話もあるかもしれないけど、同じ話でも最近出会った先生に言われるより、お付き合いの長い先生のほうがしっかり受け止められると思う。

どんな顔で帰ってくるか…不安がないわけでは無いけど、スープでも作って待とう。

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虹色

似合うものがわかってきたというより、似合うものが変わってきたのかもしれない今日この頃。以前は真っ赤とか黒に差し色とかハッキリした感じが好きで、くすみ色の服は似合わなかったのだけど、ここ数年は落ち着いた色の方を好んで着る。それでもモノトーンは苦手で、グレーにブルーグレーとか、レモン色や桜色の差し色とかが多い。

もう少し「お姉さん」になってグレーヘアになったらまた真っ赤とかが似合うようになるのかな。自分ではそんなに姿形が変わったと思わないのに、身につけるものは結構な振り幅で変わるというのは不思議。

顔まわりも変わってきている。以前はオレンジとベージュが好きだったけど、今はローズのリップが一番落ち着く。派手にしたいときは赤かチョコっぽい濃いブラウン。目元も以前はキラキラだったけど今はキラリくらいで抑えるほうが落ち着く。メイクに関しては、服よりも経験が浅い分、最近になってようやく似合うものがわかってきたのかもしれない。赤リップはずっと好きだったけどなかなか自分に合う色を見つけられずにきて、たまたま最近出会ったというのもある。

金属アレルギーなのでアクセサリーはつけられるものが限定される。小さなイヤリングくらいしか持っていなかったけど、顔まわりにキラキラが欲しいなと感じていくつかコロっとしたスワロフスキーのイヤリングを買い足した。

その一つが虹色。透明なスワロフスキーに虹色のラインが入っている揺れるイヤリング。派手かなと迷いつつ買ったけど、とっても気に入って毎日着けている。どんな服やメイクにも馴染んで気恥ずかしさがない。いろんな色が入っているからどんな色にも馴染むのかもしれない。ラインのおかげでスワロフスキーのキラキラがちょっと抑えられて落ち着いた輝きなのかもしれない。

虹色は派手。

イエベにローズは似合わない。

赤リップはおしゃれさん向きで難しい。

キラキライヤリングは普段使いに向かない。

こんな思い込みの数々を一旦横に置いて、今の自分に心地いいものを身に着けようと思う。

 

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乱読雑記『結び方全書』武内元代

水引、荷造り、帯結び、野外活動のロープワーク、三角巾まで。

一冊あったら全部事足りる。まさに全書。

説明書きを見ながら折り紙を折ったり、あやとりをしたりした小さい頃を思い出す、なんとなく懐かしい本だなと思ったら、『おりがみ全書』『あやとり全書』も姉妹本としてあるみたい。揃えようかな。

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1時間弱で生き物三昧

風が吹けば桶屋が儲かる。

ハマーの車軸が折れたらイタチに出会う。

息子のお気に入りラジコンカー「ハマー」の車軸が折れた。いつものように「修理は愛情」と頑張ってみたものの、母の愛(接着剤技術)では再生叶わず。おもちゃのお医者さんに駆け込み入院となった。

おもちゃのお医者さんの壁に「カブトムシの幼虫ください」の貼り紙。「いつもの森なら幼虫掘れるよー」と電話でご案内してみたら、数日後に虫博士がいらっしゃった。車軸が折れて虫博士と知り合う。

虫博士より「虫好きが集まる会があるから入る?BBQやるからどうぞ」とお誘いいただく。会場が息子がよちよち歩きのときから馴染んだ自然公園だったので、何かのご縁だわ、と参加。

みんな知らない人同士の交流会。案外図太く楽しめる私と息子。隣り合った家族がすぐご近所さん!話もしやすいし子どもたち同士も仲良くなれたし、思わぬところでママ友まで増えた。運が良すぎる。車軸が折れてママ友が増える。

早めの解散だったので、息子とよく行くオタマジャクシスポットへも寄った。バス時刻まで1時間弱のんびり時間を潰そうと思ったら、なかなか面白いことに。

先ずは山羊。知らないうちに山羊小屋ができていたのだ。まだ仔山羊なのか、「人間!元気⁉︎ねぇ!ねぇ!」という感じで顔や前足を出してくる可愛いやつ。

次は鴨。いい具合に環境の整えられた水場だから、水鳥がいても不思議はないけど、初めて間近で出会ったから息子は嬉しそう。普通に話しかけていたのが印象的。

続いてイタチ。茶トラの猫⁉︎と思ったら違った。よく見たら体が細くて頭が小さい。フォルムと動きくらしてあれはイタチ。野生のは初めて見たのでびっくり。

オタマジャクシと蛙はいつも通りたくさん。数匹捕まえて観察してすぐ逃した。あとはゲンゴロウ、とんぼ数種類、毛虫。桑の実も美味しかった。

1時間弱でこれだけの生き物三昧!いい環境、いい季節、人が少ないいいタイミングに感謝。

車軸が折れて生き物三昧。

出会いって面白い。

 

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リンパ浮腫

上咽頭癌の夫。腋下や胸への転移があり左上半身が痛い。

特に左腕のむくみがつらい。一緒に診断を聞きに行った時にもすでにむくみが出ていたので相談したが、いい対処法や即効性のある処方は無いようだった。むくみ(リンパ浮腫)は対応が難しいらしい。

支援センターで看護師さんに対処法を教わって地道にやってみているけど、なかなかスッキリしない。まずは張ってしまって硬いところを優しくほぐす。ほぐした後には撫でるようにして流す動作。追加で、他の支援団体の看護師さんに習ったやり方で深呼吸や手首回しも。引っ張られて負担がかかっている皮膚の保湿も大事とのことでバームも塗っている。本人のアイディアと看護師さんの助言から、着圧アームカバーも使っている。

夜寝る前と、出かける前の2回マッサージは効果がないわけではない様子。悪くはなっていないけど、スッキリ良くなる様子もない。体は左右差に敏感だから、左腕が常に浮腫んでいると他に影響が出てくる。肩が凝ったり腰が痛くなったりもしているようで、痛がっているのを見ると切ない。

家族としては、できることを地道にやるしかない。毎日マッサージしているとちょっとした変化もわかるようになる。アスリートのような食事療法もしているから、筋肉が落ちていないか、肌の感じはどうかなども気をつけてみなくては。

先日、むくみが見えるのは嫌だから今年の夏は半袖は無理かも、と長袖で緩めのサイズのシャツを買ってきた。そんなことも切ない。

放射線が効いてリンパが流れたらいいなと期待したけど変化なし。抗癌剤を入れ始めたからそれにも期待しているけどどうかな。

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