夫の実家から梅が届いた。義父が大事にしていた梅の木。亡き後は義妹が頑張って剪定したり実をもいだり。でも義母を介護しながら、仕事もしながらの梅しごとは大変なようで、去年からは我が家に送ってくれている。
去年は5キロくらいあったので、シロップと梅酒にした。シロップはすぐに飲みきり、梅酒もあと少ししか残っていない。いいタイミング。今年は実のつきが悪かったらしく、1.7キロ。シロップだけ仕込んだ。
去年は夫も入って3人でつけた。今年は実の熟れ具合の都合上、息子と二人で急いでつけた。
ヘタをとって、拭いて、氷砂糖と交互に瓶へ。ラベルを書いて貼る。ラベルを書くところまで息子ができたのには成長を感じた。
梅干しは食べきれないくらい漬けてあるから、数年作るのをやめている。でも来年あたりはまた漬けたいな。
義父はまめな人で、家事も義母の看護や介護も、庭木の手入れもなんでも楽しんでこなしていた。レモンや夏みかんをもいで送ってくれたのも懐かしい。妊娠中に届いた夏みかんは、ほとんど一箱すべて私のおやつになった。つわりはほとんどなかったのんきな妊婦だったけど、甘酸っぱいみかんが異様においしく感じてあっという間に食べてしまった。妊婦にはやはり酸っぱいもの…。梅しごとも毎年していたようで、実家の台所には梅酒の瓶が並んでいる。
夫の実家の何を継ぐわけでも、何を手伝うわけでもない嫁だけど…梅しごとの楽しみくらいは引き継ぎたいな。